梅雨入り前の、貴重な晴れの日。
いつも通る道の片隅に、アジサイが咲いているのに気がつきました。
雨に濡れる姿が似合う花だけど、
今日は太陽の光を浴びて、どこか誇らしげに咲いています。
青、紫、ピンク――
光の加減で色を変えるその花びらは、
まるで心の色みたいに、繊細で、でもしっかりとそこにある。
立ち止まって写真を撮る人。
花にそっと手を伸ばす子ども。
誰かの一日を、少しだけ明るくしてくれる花って、すごいなと思いました。
忙しい日々のなかで、ふと足を止める理由をくれるもの。
それが、季節の花だったり、道ばたの風景だったりするから不思議です。
きっと、今日のアジサイも、私の「ちいさな幸せ」のひとつです。
雨の日も晴れの日も、アジサイはどこかやさしく咲いています。
あなたが最近、立ち止まって見つけた「きれいなもの」は何でしたか?
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