春のはじめ、
暖かくなるのを待ちながら、小さな種をまきました。
朝顔、ヒマワリ、マツバボタン、千日紅。
どれも、どこか懐かしくて、元気をくれる花たちです。
芽が出て、葉が増えて、
ぐんぐん伸びていく姿を見ているうちに、
「育てること」は、「見守ること」だなと思うようになりました。
そして今週、ついに…
一輪、また一輪と、花が咲き始めました。
朝顔は、朝の空気のなかで静かに開いて。
ひまわりは、太陽に向かってまっすぐに立っていて。
マツバボタンは、陽気に地面近くで咲いてくれて。
そして、千日紅は、丸くて可愛らしい姿で、風に揺れています。
毎日少しずつ水をあげて、
少しずつ成長して、
ちゃんと季節の中で咲いてくれるって、不思議で、うれしい。
今年もまた、夏が始まったんだな、と感じました。
小さな花が咲いた朝は、
それだけで、気持ちがふわっと軽くなります。
わたしの夏のはじまりは、ここから。
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